| 2次カリエス | =二次齲蝕。治療において窩洞の形成が不十分であったり、修復物の変形や破折により発生した、歯質と修復物の間のギャップ(間隙)のために修復物の周囲で発生する齲蝕のこと。 詰め物や冠などで治療した箇所が、虫歯になる。 病原細菌の取り残しにより発生する再発齲蝕とは定義が異なり同一の意味ではない。 |
| 3DS | デンタル・ドラック・デリバリー・システムの略称。歯の表面についているバイオフィルム(細菌の膜)をPMTC(歯のクリーニング)によって取り除いたあと、抗菌剤の入ったプラスチックのトレー(マウスピ−ス)を5分ほど歯にはめて虫歯や歯周病を予防する方法。バイオフィルムという細菌膜をPMTCにて除去した後、歯のみに3種混合薬剤を直接作用させ、消毒あるいは滅菌を行う。それにより細菌が感染しない環境を作り、細菌層をなくすことで以後の虫歯や歯周病の発症を予防する。以後病原細菌が口腔内から検出されない成功例も多く、新しい予防法・歯周基本治療として注目をよんでいる。Dental Drug Delivery Systemの略。保険適用外。 |
| 3Mix法 | 3種類の抗生物質メトロニダゾール・セファクロール・シプロフロキサシンを混合したものを塗布してかぶせる歯科治療方法です。 |
| 3Mix−MP法 | 3種類の抗生物質メトロニダゾール・ミノマイシン・シプロフロキサシンを混合したものを塗布してかぶせる歯科治療方法です。3Mix−MP法イコール虫歯治療ではありません。3Mix−MP法の虫歯治療は「Save pulp療法」と言われ、感染根管治療は「NIET」と言われます。 テレビなどでも放映され、「万能」「削らずに治る」「1回の通院で治る」などと信じている人もいるようですが、3Mix−MP法で治療しきれずに抜髄をする場合もあります。→3Mix−MP法残った歯への虫歯の感染を防ぎ、できるだけ歯や歯の神経の保存を目指す。 |
| 5Fu | 抗がん剤。脱毛や造血障害の副作用がある。 |
| 8020運動 | 80歳で20本の歯を残そうという運動のことです。 |
| AIDS | 後天性免疫不全症候群。CD4を発現したヘルパーTリンパ球を標的とし、B細胞の2次的免疫不全も生じ、細胞性・体液性の両免疫不全を起こす。 口腔内症状として以下のものを発症する。 ・カンジダ症 ・カポジ肉腫 ・単純疱疹(口唇ヘルペス) ・毛様白板症 ・壊死性潰瘍性歯肉炎 ・悪性リンパ腫(非ホジキン型が多い) ・扁平上皮癌 ・カリニ肺炎(Pneumocystis Carini。真菌) ・結核(Mycobacterium tuberculosis) |
| Angleの分類 | 咬合の不正を歯性の問題として分類したもの。T級〜V級までがある。 |
| Brx | ブラキシズム(歯ぎしり)の略。 |
| BOP | Bleeding On Probingの略。先端に目盛りのついたプローブという探針を使って歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)の深さを調る際に、出血すること。出血するのは歯ぐきの奥にプラーク(歯垢)があるため。 |
| BT | bite takingの略で、入れ歯やかぶせ物などを作る際、上下の歯の噛み合せの位置関係を決定すること。咬合採得(こうごうさいとく)とも呼ばれる。 |
| C | 虫歯のことです。カリエス(caries)からきています。虫歯の程度に応じてCO〜C4に分類されます。カリエスが進行すると、Pul(歯髄炎)になってしまいます。 |
| CO | 虫歯の進行度合いの1つで、要観察歯です。明らかな虫歯ではありませんが、虫歯の初期症状が見られるものです。COのOは、数字のゼロではなく英字のオーです。observation・・・観察を表します。 |
| C1 | 虫歯の進行度合いの1つで、虫歯がエナメル質内にあり、象牙質に達していないものです。 |
| C2 | 虫歯の進行度合いの1つで、虫歯が象牙質に達し、まだ歯髄に達していないものです。 |
| C3 | 虫歯の進行度合いの1つで、虫歯が歯髄に達してしまったものです。 |
| C4 | 虫歯の進行度合いの1つで、虫歯で歯冠が崩壊して残根の状態になったものです。 |
| CK | 筋肉にたくさん含まれていている酵素の一種、クレアチンキナー ゼのこと。急性心筋梗塞、筋ジストロフィー症など筋肉に障害がある病気のときは、血液中のクレアチンキナー ゼが著しく上昇する。 |
| CR | コンポレットレジン(複合レジン)のことです。紫外線を照射することによりかたまります。 |
| DFT | 乳歯の虫歯の本数のこと。 Decayed and Filled Teeth(虫歯と虫歯を治した歯)の略。 |
| DMF指数 | 虫歯になったことがあるかについての指数。治療していない虫歯(Decayed teeth)、虫歯で抜いてしまった歯 (Missing teeth because of caries)、虫歯を治した歯(Filled teeth)。 |
| EBM | 科学的根拠をふまえた医療(Evidence Based Medicine)のことです。医療機関側が、実証的かつ実用的な医学的根拠を充分理解した上で、患者に対して最善の治療法を決定することです。 |
| EMR | 電気的根管長測定検査のことです。根の長さを測る検査に使います。 |
| Ext | 歯を抜くことです。英語のExtract(抜く)からきています。=エキスト。 |
| F | フッ素(fluorine)のこと。フッ素とは水や食べ物に含まれている自然界の元素の一つ。歯のエナメル質(歯の一番表面の組織)の結晶構造を丈夫にし、虫歯予防に効果がある。 |
| FC | フォルムクレゾールと言う根管治療薬の名前です。 |
| FCK | フルキャストクラウンと呼ばれる臼歯全体を覆う金属のかぶせ物のことです。 |
| FD | 総入れ歯(full denture)のことです。総義歯とも言います。 |
| FOP | フラップオペレーションのことです。 |
| G | 歯肉(=歯茎)のことです。英語のgingivaからきています。歯肉炎(Gingival Inflamation)のことを単にGとも言います。 |
| GBR | 骨誘導再生のことです。欠損した骨組織を再生させる治療法です。GTRの技術を応用して、歯槽骨が欠損した部分も再生が可能となります。 |
| GP | 歯肉整形術(gingivoplasty)のことです。歯ぐきの形態異常や歯周病などによって形の崩れてしまった歯ぐきを、自然の形を保ちながら綺麗に整える手術のことです。 |
| GP | 一般臨床歯科医師(General Practitioner)のことです。GPではない歯科医師とは、大学の教授や研究者、矯正専門医ほか自費専門に行う歯科医師です。 |
| GBR(骨組織誘導再生法) | 殊な再生誘導膜(GBR膜)を使って、歯の骨を再生する治療法。 |
| GP | 歯ぐきの形態異常や歯周病などによって形が崩れた歯ぐきを、できるだけ自然の形を保存しながら整える歯肉整形術(gingivoplasty)のこと。 |
| GTR(歯周組織誘導再生法) | 特殊な再生誘導膜(GTR膜)を、歯周病などによって溶けた歯の骨のまわりに埋め込み、歯を支える歯周組織を再生する治療法。 |
| HJK | 硬質レジンジャケット冠(ハードレジンジャケットクラウン)の略。硬質レジン(合成樹脂:プラスチック)の白いかぶせ物のこと。保険適用。。 |
| Hunter舌炎 | ビタミンB12の吸収阻害による悪性貧血(巨赤芽球性貧血)による舌炎。舌粘膜の萎縮はPlummer-Vinsonほどではない。手足のしびれ、脱力、めまいなど貧血の症状は強い。 貧血の検査には赤血球数、Hb、Hctの所見をみる。 |
| Imp | インプと読みます。印象のことです。英語のimpressionから。 |
| M | molar(大臼歯)のこと。大臼歯とは小臼歯のあとに続く上下3対の奥歯。ただし一番奥の第三大臼歯(親知らず)は人によっては萌えてこない場合もある。 |
| MB | メタルボンドの略です。 |
| P | 歯周病(Periodontal Diseases)のことです。 |
| Per | ペルと読みます。根尖性歯周炎・歯根膜炎のことです。Perには、急単/急化/慢化などがあります。 |
| Plummer-Vinson症候群 | 貧血による舌炎。鉄欠乏性貧血により舌の萎縮性炎症が起きる。血液所見は低色素性貧血。中年以降の女性に多い。スプーン状の爪や胃部不快感。 |
| PMTC | 短時間で器械によって、タバコのヤニやコーヒー・お茶の色素沈着や歯垢を綺麗に除去することです。 PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)の略で、歯科医師や、歯科衛生士などによって行ないます。ご自身では磨きにくい歯と歯の間を重点的に清掃、研磨していくことで、虫歯や歯周病を抑制し、さらには歯質を強化し審美性の向上も促す効果的な方法です。 2〜3ヶ月に1回のメンテナンスが理想です。 |
| Pul | プルと読みます。歯髄炎(Pulpitis)のことです。Pulには、急性/慢性、単純性/化膿性/潰瘍性/増殖性/壊疽性などがあります。 |
| P処 | スケーリングで歯石を除去した後、状態に応じて患部を消毒したりする処置のことです。 |
| RDA | 歯磨き粉の研磨性を示す指数です。数値が大きいほど、研磨性が高いことを示します。 |
| RDテスト | レサズリンという薬を使って唾液から虫歯菌の数を調べるテストです。15分程度で口の中の衛生状態が分かる。 |
| SK | セラミッククラウンの略。虫歯を治療した後にかぶせる、セラ ミック製(七宝焼きに似た陶材)の白い歯のこと。 |
| SNA角 | 矯正のセファロ分析における骨格の近遠心的位置関係を判断する指標。 |
| SNB角 | 矯正のセファロ分析における骨格の近遠心的位置関係を判断する指標。 |
| SPT | Supportive Periodontal Therapyの略で、治療終了後も、日常の適切なブラッシング、歯科医院での定期的な歯垢(プラーク)や歯石の除去、咬合調整(噛み合わせの調整)などを行い、歯科医療従事者と患者の双方で、再発しやすい歯周病などを予防し、お口の健康を維持・推進していくこと。 |
| SRP | スケーリング・ルートプレーニングのことです。 |
| TBI | 歯ブラシのやり方の指導のことです。Teeth Blushing Instructionの略です。 |
| TMD | 側頭下顎部障害(Tenporo Mandibura Disoders)で、一般には顎関節症のことです。 |
| TMS | 緊張性筋炎症候群(Tension Myositis Syndrome)。肩こり、腰痛、首痛、手足のしびれなど筋骨格系や関節の痛みは、すべて共通した原因による一つの症候群だというニューヨーク大学のサーノ博士が唱える理論。 |
| WG | 金にパラジウムなどを加えた、ホワイトゴールドと呼ばれる治療用金属のこと。色は銀色に近く、変色に強い。 |
| WSD | 噛みあわせのずれや合わない詰め物、不適切な歯磨きなどさまざまな原因によって、歯の生え際がくさびを打ち込んだようにえぐれてくぼみができてしまう、くさび状欠損(wedge shaped defect)のこと。 |
| アーチレングスディスクレパンシー | スペース不足。矯正における抜歯の判定基準となる。 |
| アーテキュレーター | 咬合器のことです。歯の噛み合わせを再現する機械装置です。 |
| アクチバートル | 筋の力を利用して不正咬合の改善を図る矯正装置。様々の症例に用いることができる。 |
| 顎 | あごです。=顎(がく)。 |
| ア充 | アマルガム充填のことです。 虫歯の治療で、削った穴にアマルガム(水銀化合物)という合金を詰めることです。 |
| アタッチメント | 入れ歯の安定させるために、残っている歯に取り付ける装置のことです。 |
| 圧排 | あっぱいと読みます。一時的に歯肉をひろげて歯の辺縁部を明確・精密に型取りできるようにする作業で、主に歯と歯肉の間に細い糸を入れて型取りをします。 |
| アップライト | 傾いている臼歯(奥歯)などを真っ直ぐに起こす治療。 |
| アネステジー | 麻酔のことです。 |
| アパタイト | ハイドロキシアパタイトのこと。ハイドロキシアパタイトとはリン酸カルシウムでできた歯や骨を構成する成分のことで、エナメル質(歯の一番表面の部分)は97%、象牙質(エナメル質の下の組織)の70%がハイドロキシアパタイトでできている。 |
| アマルガム | 歯の詰め物に使われる材料の一つで水銀化合物です。水銀と銀とすずを混ぜて作られます。昔は虫歯の穴に詰める治療に使われていましたが、最近はあまり使用されません。amalgam。 |
| アルギン酸塩印象材 | 印象(口の中の型を取ること)の際、よく使われる歯科材料です。アルジネート印象材とも呼ばれます。 |
| アンキローシス | 歯科病名の1つで、骨性癒着のことです。歯根と顎の骨が癒着する状態になることで、臼歯に起こりやすく、歯列がこの部分だけへこんだままになります。 |
| アンダー | 神経管の長さの測定をして、短い時に言います。英語のunderから。 |
| アンチエイジング | 抗老化、抗加齢のことです。年をとることを止めることであり、俗に言う若返りです。新しい学問分野として注目されています。 |
| アンレー | アンレイのことです。 |
| アンレイ | 虫歯が進んで削る部分が多い場合、歯の4面を覆って修復する詰め物のことです。 |
| イオン導入法 | イオン導入装置と呼ばれる機器を使って、歯の表面にフッ素を浸透させ、虫歯を予防する方法。イオン導入装置は歯の根の消毒や知覚過敏(ちかくかびん)の治療などにも用いられる。 |
| 一口腔単位 | 口腔内の虫歯や歯周病そして噛み合わせも含め、予防も考慮した上でバランス良く総合的に治療をしていく方法のことです。ひと昔前は、一歯単位と言う悪い歯だけの治療が主流を占めていました。 |
| 一歯単位 | 問題がある歯だけの治療をすることです。またどこかの歯に問題が出てきたら歯科医院に行ってその歯だけを治してもらうという、いわば、悪い歯との追い駆けっこの治療方式です。治療期間は短いのですが歯はどんどん悪くなりやすいのです。 悪い歯だけを治すということではなく、予防や全体の咬合も含め、総合的な一口腔単位の治療を患者側が望むようになるべきである。 |
| イニシャルプレパレーション | 初期治療のこと。初期治療とは病気の原因を排除して、症状をある程度まで改善し、その後の治療効果を高めるための手順のこと。 |
| イリゲーション | 虫歯を削った後の歯の穴や歯周ポケットなどをきれいに洗浄することです。 |
| 医療券 | 生活保護法による医療扶助を受ける資格があることを証明する書類のことです。 |
| 医療費控除 | 1月から12月までの1年間に、自分自身または家族のために支払った医療費が10万円を超えた場合(給与所得が200万円以下の場合はその5%を超えた場合)、確定申告により200万円を限度として税金の一部が戻ってくる制度。 診療費・薬代・入院費用などの他に、紙おむつやパッド類も対象となる。→国税庁:タックスアンサー |
| 医療法第69条 | 「広告規制」の法律です。過大・誇大な広告や宣伝により患者を誘致する行為は医師の品位を傷つけるものであるとして、医療法第69条で、広告規制されています。歯科医院や歯科医師は、診療科名・診療所名称・電話番号・住所・常駐医師氏名・診療日・診療時間など、限られた情報しか広告できません。しかし、厚生労働省は、第69条への附則や通達によって、広告規制を緩和しつつありますし、国民への情報公開の観点から、インターネットでの紹介は「広告」に当たらないとの判断を採っているようです。患者の立場からすれば、容易に必要な情報を得られるインターネットは、歯科医院選びの貴重な情報源です。 |
| 医療法第70条 | 標榜科目に関する定義です。標榜できる歯科診療科名は、歯科・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科の4つに限られています。個別に厚生労働大臣の許可を受けた場合のみ、麻酔科を標榜することができます。 |
| 入れ歯 | 抜けたり欠けたりした歯の機能を補うために、着脱可能な人造の歯を入れることです。また、人造の歯のことです。=義歯(ぎし)=デンチャー。 部分的な入れ歯のことを部分入れ歯(=部分床=パーシャルデンチャー)、すべての歯の入れ歯のことを総入れ歯(=総義歯=フルデンチャー)と言います。 |
| 印象 | 歯の型を取ることです。この型を元にして、歯の詰め物やかぶせ物などの製作に必要な口の模型を作ります。IMP。 |
| 院内技工 | 病院・診療所の中に技工士がいて、院内で技工を行うことです。歯科医師が技工を行うことも院内技工の一種です。 |
| インフォームドオプション | インフォームドコンセントから進んだ概念で、医療機関側が患者側に、治療に関する複数の選択肢を示し、患者側が効果・価格・治療期間などから治療方法を選択することです。 |
| インフォームドコンセント | 患者が医療機関側から治療に関する正しい情報提供や説明を充分に受けて、医療機関側と患者側が相互が同意・納得した上で治療を進めることです。 |
| インプラント | 人工歯根治療のことです。歯がなくなってしまったところに穴を開け、顎の骨にチタン製など人工の材料を植え込み、その上に人工の歯を作製する外科的な治療方法です。入れ歯のように取り外しできない物なので、慣れてくると自分の歯と同じような感覚になります。 |
| インプラント矯正 | 矯正治療用に作られたインプラントを顎の骨に埋め込むことによって歯を動かし、健康な噛み合わせと美しい歯並びを目指す治療方法です。これまでの矯正治療では困難とされていた歯の移動や、治療期間の短縮などが可能となります。 |
| インレー | インレイのことです。 |
| インレイ | 比較的初期の虫歯を削った後の空洞(クレーター)に型取りをして作る詰め物のことです。主に金属製ですが、レジンという樹脂や高品質のセラミック(陶器)で作られた白い詰め物もあります。ほとんどが神経の生きている歯に用いられます。 |
| う窩 | うかと読みます。う蝕によってできた凹型の穴のことです。クレーターとも言います。 |
| 齲窩 | =う窩。 |
| 受け口 | 反対咬合・下顎前突のことです。 |
| 受付 | 診察券や健康保険証を提示し、支払を行ったり領収書を受領する歯科医院にある窓口のことです。 |
| う歯 | 虫歯のことです。 |
| 齲歯 | =う歯=虫歯。 |
| う蝕 | 歯の組織が細菌によって破壊されて穴ができていくことです。虫歯になることです。 |
| 齲蝕 | =う蝕。 |
| 膿 | うみと読みます。膿瘍(のうよう)のことです。 |
| エアーアブレーション | 人体に無害な非常に細かい粒子を歯に吹き付けて、小さい虫歯を取り除く治療機器のことです。従来の歯を削る治療機器であるドリルと比較すると、音や振動が少ない特徴があります。 |
| 永久歯 | 6〜7歳頃から生え始める、生え替わることのない歯の総称です。永久歯の数は28本、親知らずを含めると32本あります。⇔乳歯。 |
| 衛生士 | →歯科衛生士。 |
| エキスカベータ | 仮封材を取り除く時に使う器具のことです。単にエキスカとも言います。 |
| エキスト | 歯を抜くことです。英語のExtract(抜く)からきています。=Ext。 |
| エキストリュ−ジョン | かみ合う歯がないなどの理由で、歯が本来の位置から突出したり、移動したりすること。挺出(ていしゅつ)とも言われる。 |
| エステニア | ハイブリット・レジンのことです。ポーセレン含有のコンポジットレジンで、硬度と強度が強いのが特徴です。 |
| X線 | ドイツの物理学者レントゲンによって発見された放射線の一種、またはその放射線を利用した治療機器のこと。目に見えない歯根(歯の根っこ)や骨の状態を診るために使用される。最近ではフィルムを使わず、従来の機器に比べて放射線量も少ないデジタルエックス線(デジタルレントゲン)が普及しつつある。 |
| エックス線透過像 | X線(レントゲン)写真上で黒く見える部分のこと。のう胞(膿の袋)などが透過像として現われる。 |
| エッジワイズ法 | 角型ワイヤーを用いる歯科矯正治療法のことです。 |
| エナメル質 | 歯冠部の表面の部分です。人体の中で最も硬い部分です。成分の97%がハイドロキシアパタイトの結晶でできています。 |
| エナメル質生検 | 虫歯の危険度を診断する、う蝕活動性試験(うしょくかつどうせいしけん)の一つ。歯の表面を覆うエナメル質を試料(サンプル)として、虫歯に対する抵抗性を見るテスト。 |
| エムドゲイン | セメント質再生誘導剤の名前です。歯周病においてセメント質再生によって骨が再生し、歯周病を治癒させる薬剤です。幼若豚の歯胚から抽出されたエナメルマトリックスタンパクを主成分としています。 |
| エレベーター | 歯を抜く時に、歯と歯肉の間に差し込み、捻って歯を抜きやすくするために使う歯科医療器具です。抜歯時には鉗子とともに使います。 |
| 縁下 | 歯茎より下の部分のことです。えんかと読みます。また、歯肉縁下カリエス(歯茎より下にある虫歯こと)を、単に縁下とも言います。⇔縁上。 |
| 嚥下 | えんげ。食べ物を飲み下す動きのこと。物が飲み込めなくなることを嚥下障害(えんげしょうがい)という。 |
| 塩酸プロピトカイン | 局所麻酔薬のこと。局所麻酔とは、手術をする場所へ直接注射し痛みをなくす体への負担が軽い麻酔法。 |
| 縁上 | 歯茎より上の部分のことです。えんじょうと読みます。⇔縁下。 |
| 遠心 | 歯の奥側のことです。⇔近心。 |
| エンド | 根管治療(神経や血管の治療)のこと。歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)治療のこと。英語のEndodontic treatment(歯内療法)の略。 |
| オーバージェット | 噛みあわせた際、上の前歯が下の前歯に被さる、前後の水平距離のこと。 |
| オーバーバイト | 噛みあわせた際、上の前歯が下の前歯に被さる、上下の距離のこと。 |
| オールセラミック | 歯のかぶせ物の一つ。金属を全く使わずセラミック(七宝焼に似た陶材)のみで作られる。天然歯の色に近い。保険の適用はなし。強度を増すため、セラミックと一部金属を使うかぶせ物はメタルボンド。 →メタルボンド |
| オールポーセレン | ポーセレンと金属のクラウンが一般的であったのですが、最近はすべてポーセレンのクラウンもできるようになりました。半透明で、自然歯と見分けるのが難しいほどです。 |
| オッセオインテグレーション | チタン製のインプラントと顎の骨が結合することです。 |
| 親知らず | 第三大臼歯のこと。最も奥の上下左右4本。18歳〜30歳くらいの間に萌えまる。人によっては萌えてこない場合もある。歯ブラシで掃除しづらい歯です。=智歯=知歯。 |
| オンレー | オンレイのことです。 |
| オンレイ | インレイの大きいものです。 |
| 開咬 | かいこうと読みます。奥歯を咬みしめた時に、上下の前歯に大きな隙間がある状態です。前歯で食べ物を噛み切ることができず、空気が前歯の隙間から漏れるので、発音がはっきりしなかったりします。 |
| 介護保険制度 | 寝たきりなどで介護を必要とする40歳以上の人のために、在宅もしくは施設において、必要な医療福祉サービスを提供するための制度。→厚生労働省ホームページ「介護保険制度について」 http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/ |
| 外傷歯 | 事故や怪我、転んだ・殴られた・自動車事故などにより、破折したり脱臼した歯のことを外傷歯と言います。 |
| 外傷性咬合 | 大きな虫歯、抜けた歯、合わないつめ物などを放置し、かみ合わせのバランスが悪い状態が続くと、特定の歯に必要以上の力がかかり、歯を支える歯周組織にダメージを与え、慢性的な歯痛を起こしたり、歯が抜けたりする病気。咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)とは定義が異なり同じ意味ではないので注意。 |
| 下顎 | かがくと読みます。下あごのことです。 |
| 下顎前突 | 受け口(反対咬合)のことです。深く噛んだ時に下の歯が前に出ている状態のことです。矯正治療で治せます。⇔上顎前突。 |
| かかりつけ歯科医 | 歯の治療、歯に関する相談、定期検診など、歯と口の健康を日常的にトータルサポートしてくれる身近な歯科医師、歯科医療機関のこと。2000年4月から始まった制度。歯の病気の状態・治療方法の選択・治療計画などの情報を、診察を受けた歯科医師から提供させることができる制度。患者側と歯科医師側がお互いに信頼し合い、予防歯科や家族全員へのケアなど、長く付き合っていくための合理的なコミュニケーションを図るために取り入れられました。 |
| 過蓋咬合(かがいこうごう) | 下の前歯がほとんど見えないほど、上の前歯が深く覆っているような不正咬合(噛み合わせが正常ではない状態)のこと。 |
| 顎 | がくと読みます。上下の歯とそれを支える骨や筋肉組織などの総称です。 |
| 顎関節症 | 噛む時に顎の関節が痛い、口を大きく開けられない、口を開け閉めするとき変な音がするなど、顎周辺の機能障害の総称です。虫歯・歯周病に次いで多い歯科の病気と言われています。原因は噛み合せの異常や歯軋りや外傷・精神的ストレスなどです。 |
| 顎骨折 | 転倒、交通事故、けんかなど、顔面を強打したときに歯を支えるアゴの骨が折れること。 |
| 架工義歯(かこうぎし) | ブリッジのこと。歯のない部分の両側の歯を削り、かぶせ物でつなげる治療法。 |
| 下歯槽神経 | 下顎の歯髄(歯の神経)、歯根膜(歯の周囲を取り巻く膜)に分布する神経のこと。 |
| 過剰歯 | 人間に生える親知らず4本を含む32本の歯以外に生える余分な歯のことを言います。SPTとも言います。⇔先天性欠如。 |
| 仮着 | かちゃくと読みます。補綴物を仮に付けておくことです。⇔合着。 |
| ガッタパーチャ | 神経の治療終了後に、神経管を封鎖する時に使われる材料です。ガッターパーチャーとも言います。 |
| 可撤(かてつ) | 取り外しができること。 |
| 窩洞形成 | 修復する材料(つめ物)の特性に合わせて、削ったあとの形を整えること。虫歯を削った後に、詰め物やかぶせ物の特性に合わせて、削った部分を形成することです。KPとも。 |
| 仮封材 | 虫歯を除去した穴に、詰め物やかぶせ物を入れるまでの間、一時的に詰める仮の詰め物のこと。 |
| ガマ腫 | 唾液の流出障害によって生じる粘液貯留の嚢。嚢胞ではない。10〜30歳の女性によく見られます。 |
| 噛み合せ(かみあわせ) | 上の歯と下の歯の並び方、接触関係のこと。 |
| カリエス | 虫歯のことです。Cと書きます。 |
| カリエスリスク | 虫歯になる危険度のことです。口の中の最近の種類や数を調べることによって、カリエスリスクを定量的に知ることができます。 |
| カリオロジ− | 虫歯の原因と予防をさまざまな角度から研究する学問のこと。 |
| カリソルブ | 虫歯を削らずに除去する薬品の名前です。 |
| カルテ | 検査結果・診療計画・診療経過・診療結果などを記した診療録のことです。 |
| ガルバニー電流 | 口腔内に別の種類の金属が入っている場合に起こる、イオン化傾向の違いにより流れる電流のことです。ガルバニー電流により、歯の神経の疼痛を引き起こすことがあります。 |
| 仮歯 | かりば。専門用語ではない。アカデミックな呼び名でもない。治療の途中で仮に付けておく歯です。保険外ですが、自費請求をしない歯科医院が多いようです。テック(テンポラリークラウン)、暫間歯(ざんかんし)とも言います。 |
| 観血的処置 | 出血を伴う外科的処置のこと。 |
| 感根 | かんこん。正しい呼び名ではないが略して呼ぶ歯科医師が多い。感染根管の略。 |
| 感染根管 | 病気に感染している根管(歯の根っこ)のことです。根管治療によって治します。 |
| 鉗子 | かんしと読みます。歯を掴んで抜くために用いられる歯科医療器具です。抜歯時にはエレベーターとともに用いられます。 |
| 環境ホルモン | 歯科で使用する材料で白色や透明感のあるプラスチック系のものは口の中でモノマー(物質)が溶け出し更にこれが体内に蓄積されて、環境ホルモン問題を引き起こすとも言われています。 |
| カンジダ | カンディダともいう。Candita albicansという真菌(かび)により、頬粘膜・舌・口蓋・口唇粘膜などに、白色・乳白色の偽膜(薄皮のようなもの)ができる。水虫と同じものが口にできたものと考えてよい。乳幼児・老年者に見られることが多い。ひどいものを鵞口瘡(がこうそう)といい、痛みを伴う。AIDSの諸症状であるので、口腔内に所見が見られればHIVも同時に疑う。 |
| 顔面カウザルギー | 反射性交感神経萎縮症。外傷あるいは手術創が原因. 焼けるような痛みを感じる。求心性知覚神経が刺激されることで遠心性交感神経が興奮し、血管収縮する。それにより血流障害が起き、その支配筋が栄養不良で攣縮(れんしゅく)する病態。星状神経節ブロック(交感神経節ブロック)が対症療法として有効。 |
| 顔面神経麻痺 | 末梢性顔面神経麻痺と中枢性顔面神経麻痺にわかれる。末梢性顔面神経麻痺にはBell麻痺(ベル)、Ramsay-Hunt症候群(ラムゼイハント)、Guillam-Barres症候群(ギランバレー)、耳下腺腫瘍、頬部良性腫瘍、帯状疱疹ウイルス、下顎骨骨折が原因として考えられる。中枢性顔面神経麻痺の場合、脳腫瘍、脳梗塞、出血が疑われる。 |
| 技工士 | =歯科技工士。 |
| 義歯 | 入れ歯のことです。全く歯がなくなってしまった時に作る総入れ歯と、歯が残っている時に作る部分入れ歯に大別されます。 |
| 気腫(きしゅ)・顔面気腫(がんめんきしゅ) | 皮下組織(皮膚の下の組織)に何らかの原因で空気が入り、顔などが張れること。胸部にあった気腫が顔面まで及んだときや、顔の骨を骨折したとき、ごくまれに機械から出る空気が歯内に入ったときなどに起こる。 |
| キシリトール | 砂糖とほぼ同程度の甘さを持ち、カロリーは砂糖の75%ほどの甘味料の成分の名前です。キシリトールの最大の特徴は、虫歯を予防することです。砂糖は虫歯の原因となる酸を作りますが、キシリトールはこの酸を作りません。さらに虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活性を弱めます。またキシリトールを口の中に入れると、唾液がたくさん出て歯の表面を中和し、歯を酸から守ります。 |
| ギミースマイル | 笑うと歯ぐきが出る状態のことです。 |
| キュレット | 歯根部に付いた歯石を除去するために使う歯科器具のことです。 |
| 矯正歯科 | 叢生(乱杭歯・八重歯)の歯列・受け口(反対咬合・下顎前突)・出っ歯(上顎前突)・開咬などを治して綺麗な自然な歯並びや顔形に治療する歯科のことです。通常、ワイヤーとブラケットを使い、半年から数年かけて、歯を動かします。 |
| 矯正治療 | 矯正歯科によって、矯正する治療のことです。 |
| 頬側 | きょうそくと読みます。歯の頬の側のことです。⇔舌側。 |
| 頬側根 | 歯の根が2つもしくは3つに分かれている臼歯(奥歯)の、頬(ほっぺた)の側にある歯の根のこと。 |
| 局所麻酔 | 手術をする場所へ直接注射し痛みをなくす、体への負担が軽い麻酔法。 |
| 金銀パラジウム合金 | 保険でよく使われる銀色の歯科材料の名前です。略して金パラと言います。 |
| 筋機能療法 | 噛み合わせの練習などをすることにより、顎の筋肉を鍛錬する方法です。矯正治療後に必要となるケースが多いようです。MFT(マイオ・ファンクショナル・テラピー)とも言います。 |
| 近心 | 歯の前側のことです。⇔遠心。 |
| 金属アレルギー | 歯に詰めた金属が溶出してイオンとなり、体の中の蛋白質と結合すると完全抗原となってアレルギー反応を引き起こすことがあります。金属アレルギーが原因で、舌炎・湿疹・皮膚炎などの症状が出たり、ひどい場合には死ぬこともあります。金属アレルギーかどうかはパッチテストによって調べます。 |
| 金パラ | 金銀パラジウム合金の略です。 |
| klinefelter syndrome | 性染色体異常。骨齢遅延や精神発達遅延が起きる。口腔内症状としてはタウロドントやエナメル質減形成が起きる。 |
| クラウン | 歯冠部(歯の頭の部分)が虫歯で大きく欠けている(根を残して殆どなくなっている)場合、その頭の部分を金属の冠ですっぽり覆い修復するかぶせ物治療のことです。クラウン治療のほとんどが、神経が死んでいる歯に使われる治療法です。 材質は主に金属ですが、金属材料の他に、審美性を考慮したレジンや歯とそっくりな色と形の丈夫なセラミック冠もあります。材料によって価格は大きく異なります。 |
| クラウンマージン | 歯とクラウン(歯全体を覆うかぶせ物)の境目部分のこと。 |
| グラスアイオノマーセメント | 虫歯などの治療に使われる歯の詰め物のひとつ。近年硬さが向上し、レジンに代わる接着修復材料として用いられる。生体に優しく刺激が少ない。フッ素を徐放することで歯質を再石灰化させる。 |
| クラスプ | 鈎(こう)ともよばれるもので、入れ歯を作る際に残っている歯に引っかける針金のような装置のことです。 |
| クラック | メタルボンドに入ったひびのことです。 |
| クランケ | 患者のことです。 |
| クランプ | ラバーダムを固定する装置のことです。 |
| クリアランス | 人工歯を入れる際の上下の隙間のことです。 |
| グルカン | ミュータンス菌が糖質を分解して作るネバネバした物質のことで、これが歯の表面を覆って歯垢(プラーク)となる。 |
| グルコースクリアランステスト | 虫歯になりやすい危険度を評価する方法の一つ。グルコース溶液(ブドウ糖)を1分間ほど口に含ませて吐き出し、口の中からグルコースが消えるまで、一定時間ごとに試験紙を使って測定する。グルコースが5分以内に消えれば、虫歯になりにくい。 |
| グルコシルトランスフェラーゼ | 虫歯の原因菌が産生する酵素。この酵素がショ糖からグルカンというネバネバした物質を作り、これが歯の表面にくっ付いてプラーク(歯垢)となる。 |
| クレーター | 歯間乳頭(しかんにゅうとう:歯と歯の間の三角形の歯ぐき)に見られる、クレーター状(噴火口のような)の陥没(へこみ、くぼみ)のこと。 |
| クレフト | 歯ぐきにできたV字やU字型の裂け目のこと。不適切な歯磨き、たまったプラーク(歯垢)、噛み合わせの異常などが原因で起こる。 |
| クローズドロック | 顎関節症(がくかんせつしょう:あご周辺の機能障害)で、口が開かない状態のこと。 |
| 形成 | 歯科で形成と言えば、支台歯形成のことを指すことが多いようです。金属の支台歯を削って、形を整えることを言います。 |
| 欠損 | 歯が根っこからなくなってしまっていることです。 |
| 血餅 | けっぺいと読みます。抜歯後に患部にできるゼリー状のかさぶたのことです。 |
| コーヌスクローネ | 部分入れ歯の一種です。針金を使わず、残っている歯に金属のかぶせ物をして、そのかぶせ物と入れ歯の装置とを合体させる方法です。保険適用外。 |
| コア | 歯の神経治療などで削った部分が大きく、詰め物ではなくかぶせ物(クラウン)で修復する際、歯の強度を保つために作られる土台のこと。使われる金属の種類によって、メタルコア、レジンコアなどに分けられる。 |
| 交叉咬合 | 上顎と下顎が交叉状に噛みあっていない不正咬合。上顎が小さいと叢生を伴うこともあり、反対咬合にもなりかねない。急速拡大装置(ラピッドエクスパンジョン)や緩徐拡大(クワドへリックス、Schwarzの矯正床、coffinの破裂床、アクチバートル)を用いる。 |
| 合着 | ごうちゃくと読みます。正式に歯冠修復物を付けることです。⇔仮着。 |
| 口角 | 唇の端で、上唇と下唇がつながっている部分のことです。 |
| 口角炎 | 口角が切れたり亀裂が入る病気のことです。 |
| 口蓋裂(こうがいれつ) | 赤ちゃんの口の中(口腔)の天井の部分(口蓋)が裂けて生まれてくる病気。歯列や唇まで裂けている場合は、口唇裂(兎唇)と呼ばれる。800〜1000人に一人の割合で発生する先天異常。先天的原因であったり、発生段階での環境的要因(タバコなど)が原因となる。 |
| 口腔 | こうくうと読みます。口の中のことです。歯科医学用語としては「こうくう」と読みますが、一般には「こうこう」と読みます。 |
| 口腔癌 | 口腔周辺にできる癌(悪性腫瘍)のことです。 |
| 口腔ケア | 虫歯や歯周病などの病気治療・予防、入れ歯の手入れ、ものを噛んだり飲み下したりする訓練など、歯と口から健康を維持、推進していく総合的な医療と介護のことです。 |
| 口腔外科 | 口の中や顔面周囲の病気を診る歯科診療科目の一つ。 |
| 咬合 | こうごうと読みます。咬み合わせ(噛み合わせ)のことです。 |
| 咬合紙 | こうごうしと読みます。噛み合わせを確認するときに、歯に色を付けるための紙です。赤い紙が多いようです。 |
| 咬合調整 | 不正咬合・早期接触などがある場合に、咬み合わせを調整する治療方法。歯周病などでかみ合わせのバランスが悪く、特定の歯に必要以上の力がかかり、歯を支える歯周組織にダメージを与えている際も歯を少量削って慎重にかみ合わせを調整する。 |
| 咬合平面 | 入れ歯などが作られる際、正しい噛み合せの基準として目安にされる、上下の歯が接する平面のこと。 |
| 口臭 | 口の臭いのことです。口臭の原因の90%は歯周病と言われています。 |
| 口臭測定器 | 息を吹き込むことにより口臭の度合いを測る装置のことです。 |
| 公衆衛生活動 | 人々の病気予防や健康増進のため、公私にわたりさまざまな形で行われる組織的な活動のこと。歯科に関しても、無料歯科相談、学校や施設での虫歯予防教室、母親教室、歯科健診、高齢者の方や身体の不自由な方への訪問歯科診療など、多種多様な公衆衛生活動が活発に行われている。。 |
| 口内炎 | 口腔内の粘膜が赤く腫れたり、できものができたりする病気です。口内炎には、アフタ性/カタル性/潰瘍性/壊疽性などがあります。舌にできる口内炎は舌炎と言います。 |
| 口唇ヘルペス | 唇の周囲などに水泡ができる感染症の一種です。ストレスや疲労、風邪などで免疫力が低下したときに罹りやすい病気です。 |
| 口唇裂 | こうしんれつと読みます。唇裂とも言います。唇の合わせ目がくっつかないで生まれてくる赤ちゃんの病気です。俗称でみつくちのことです。500人に1人の割合で発生します。治療は生後3ヶ月くらいが望ましいようです。 |
| 合着 | 補綴物を接着剤で付けることです。⇔仮着。 |
| 後発医薬品 | 先発医薬品(せんぱついやくひん)の特許が切れた後に、先発医薬品と成分や規格等が同一であるとして、臨床試験などを省略して承認される薬のこと。ジェネリック医薬品とも言われる。→先発医薬品(せんぱついやくひん) |
| 咬耗 | こうもうと読みます。歯軋り、強い噛み締め、ブラッシングなどにより、歯がすり減ることです。 |
| 骨髄 | 胸や腰の骨の内部にあり、白血球、赤血球、血小板など血液を造るゼリー状の組織。顎の骨の中の部分も骨髄。 |
| 骨隆起 | 骨が過剰に発育することによって下アゴや口蓋(こうがい)にできる、非腫瘍性(ガンではない)のふくらみのこと。 |
| 根管充填 | 根管治療が済んで綺麗になった歯の根の中に細菌等が入らないように詰め物をする治療のことです。根充と略します。 |
| 根管治療 | 虫歯が歯根部まで進行した時に行う、歯科治療方法です。虫歯の部分を削って取り除き、リーマーで根尖部を綺麗に掃除して薬を入れます。患部がよくなったら、コアを立てて、クラウンを被せます。 |
| 混合診療 | 保険診療と自費診療を取り混ぜて行う診療のことです。日本では現在、混合診療はやってはいけないことになっています。その理由は不正請求の温床になるからであろうと思われますが、混合診療が認められる方が患者のためになることが多く、混合診療は今後、認められる方向で検討されているようです。 |
| 根充 | こんじゅうと読みます。根管充填のことです。 |
| 根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん) | 虫歯が進んで歯の根の先まで感染し、膿(うみ)の袋が出来て炎症を起こす病気。 |
| 根治(こんち) | 根管治療(こんかんちりょう)の略。むし歯が進み歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)が死んでしまった場合に行う歯の根の治療のこと。 |
| 根尖切除術 | 膿瘍(膿)を取り除くための外科的歯科治療方法の1つです。根管治療をした後も歯根の先端にある空洞に膿が残っていた場合、この膿の部分が広がってしまうことがあります。この膿の広がりを防ぐ為に、歯肉の一部を切開して歯根にあるこの膿の部分を取り除きます。そのあと歯根の先端を封鎖して治療は終了です。 |
| 根治 | こんちと読みます。歯の根っこの治療のことです。=根管治療。 |
| コンポジットレジン | 虫歯の治療でできた穴に詰める材料の一種です。=CR。 |
| サージカルステント | 止血、患部の保護、固定などの目的で使われる装置の総称。もしくはインプラント(人工歯根)の手術の際、インプラントを埋め込む位置を確認するために使われる、透明樹脂のマウスピースのような型のこと。 |
| 再 | 歯科技工物(インレイやクラウン)が合わない時にやり直すことです。 |
| 再生医療 | 失われた歯をその人の細胞を培養することによって再生する新しい医療です。 |
| サイナス | 副鼻腔のことです。上顎骨の鼻の横にある大きな空洞です。 |
| サイナスリフト | 顎洞底挙上術のことです。歯がなくなると歯槽骨も吸収しますので、上顎においては歯槽骨側と上顎洞側から骨吸収が進行することも少なくないのです。膨らんできた上顎洞に移植骨や骨補填材、またはインプラント本体の一部を挿入して、上顎洞の底部分を押し上げる技術です。 |
| 差し歯 | 根だけ残っている歯に、コアを入れて人工の歯を入れることです。 |
| サホライド | 知覚過敏を起こしている歯や乳歯などに対して、フッ化アンモニア銀の溶液を塗って、虫歯の予防をすることです。銀の沈着によって歯が黒くなることがあります。→フッ素。 |
| サムガード | 幼児の主に親指(thumb)の指しゃぶりを強制的にやめさせるためにつける指サックなどのことです。 |
| 暫間固定法 | 歯周病などが原因で歯に軽〜中度の動揺(ぐらぐらと動くこと)がある場合に、両側の歯などと一時的に固定する方法のことです。 |
| 次亜塩素酸ナトリウム | 歯の根の治療の際、消毒、止血などの目的で使われることがある、殺菌作用の高い薬剤のこと。 |
| シーラント | 歯の溝、特に奥歯の溝は狭く深いために、汚れが溜まっても歯ブラシでは除去しづらいものです。この溝をプラスチック樹脂で完全に塞いで保護するという予防方法です。現在、材料も発達しており、耐久性も良くなったし、歯を固く丈夫にしてくれるフッ素を混入したフッ素徐放性シーラントも使われています。子供の乳歯や生え始めたばかりの永久歯によく使われます。 |
| シェード | 色調のことです。歯科では人工歯の色のことを言います。 |
| 歯牙 | しがと読みます。歯のことです。 |
| 歯科医院 | 歯科の治療を行う診療所のことです。総合病院などに歯科が併設されていることがあり、これは病院の中の歯科です。「歯科病院」というものはありません。歯科医院のことを歯医者とも言います。 |
| 歯科医師 | 歯科医師法に基づき、歯の病気の予防・治療をする医師のことです。歯科医、歯医者とも言います。 |
| 歯科医師会 | 歯科医師会は、主に開業医が入会している任意加入団体で、学校検診や夜間・休日当番医などの割り振りを決めたり、国民のデンタルIQを高めるための広報活動などをしています。日本歯科医師会が全国組織で、その下に各都道府県の歯科医師会があり、さらにその下に各郡市の歯科医師会があるという3層構造になっています。 |
| 歯科医師法第1条 | 「総則」です。『歯科医師は、歯科医療及び保健指導を掌ることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。』 |
| 歯科医師法第19条 | 「診療応召の義務」の法律です。診療に従事する医師は、診察・治療の求めがあった場合には、正当な事由がなければこれを拒むことはできません。過去に診療費の未払があっても、診療時間外であっても、天候の不良などがあっても、拒むことはできません。診察と治療は区別されていますので、診察の上、自分が治療するかどうかは歯科医師の判断になりますが、応急処置などできるかぎりのことはしなければなりません。「予約がいっぱいだから」と言うのは、全く正当な事由になりません。 |
| 歯科医師法第20条 | 『歯科医師は、自ら診察しないで治療をし、又は診断書若しくは処方せんを交付してはならない。』 |
| 歯科医師法第22条 | 『歯科医師は、診療をしたときは、本人又はその保護者に対し、療養の方法その他保健の向上に必要な事項の指導をしなければならない。』 |
| 歯科衛生士 | 歯および口腔の病気の予防や衛生指導を歯科医師の指導のもとに行う女性専門職のことです。厚生労働大臣の認定する国家資格。診療補助を行う点で歯科助手と異なる。 |
| 歯科技工士 | 義歯・歯冠・充填・マウスガード・矯正装置などを歯科医師の指示のもとに本来歯科医師が製作すべき技工物の作製・加工を請け負う専門職のことです。厚生労働大臣の認定する国家資格。 |
| 歯科助手(しかじょしゅ) | 資格はない。誰でもなることができる。歯科衛生士との違いは診療を介助することで補助でない点である。口腔外科では看護師が歯科医院内で歯科助手をしていることがある。 |
| 歯学部 | 日本では全国に国立・公立・私立を合わせて、27大学29学部の歯学部があります。日本大学と日本歯科大学には2つの歯学部があります。歯科教育関連リンク(大学など)をご参照下さい。 |
| 歯科助手 | 歯科診療の介助をするアシスタントのことです。 |
| 歯科診療科目 | 歯科医院・病院などによって分けられている科目の名前です。それぞれの機関によって呼び方は様々ですが、一般歯科・小児歯科・口腔外科・審美歯科・矯正歯科・予防歯科などの科目名があります。標榜科目は厚生労働省によって定められてています。 |
| 歯牙フッ素症 | 斑状歯ともいう。1,0ppm〜2,0ppm以上の飲料水により生じる。左右対称性に出現しやすい。 |
| 歯科大学 | 歯学部をご参照下さい。 |
| 歯間 | 歯と歯の間のことです。 |
| 歯間ブラシ | 歯と歯の間を磨く小さな歯ブラシのことです。 |
| 歯冠 | 歯肉(歯ぐき)から出た、歯の頭の部分のことです。⇔歯根。 |
| 歯頚部 | しけいぶと読みます。歯と歯肉の境目の部分です。 |
| 歯垢 | しこうと読みます。プラークとも歯糞とも同義です。歯の周りに付着する白・淡黄色の泥状の物で、虫歯や歯周病(歯槽膿漏)の原因となるものです。 |
| 歯根 | 歯の根の部分、歯肉(歯ぐき)の中で骨の中に埋まっている部分のことです。⇔歯冠 |
| 歯根膜 | 歯根と歯槽骨(歯を支える骨)の間にあるうすい膜のことで歯根と骨をつなぐ役目をしています。 |
| 歯根膜炎 | 虫歯がかなり進行して歯根の周りの歯根膜に炎症を起こす歯根の病気のことです。Perと言います。 |
| 歯式 | 歯が並んでいる状態を、数字やアルファベットを用いて簡単な式で表わしたもの。 |
| 歯周炎 | 歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周病の一種です。歯槽膿漏は歯周炎の1つです。 |
| 自臭症 | 口臭がないのに、自分の口臭を気にしてしまうあまりに社会生活に支障をきたす精神病の一種です。 |
| 歯周病 | 歯の周辺組織にかかわる病気の総称です。歯肉の炎症による出血・腫れを特徴とする歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎に大別されます。 |
| 歯周ポケット | 歯と歯肉の境界にある溝のことです。この溝の深さが3mm以上になると、歯周病要注意です。 |
| 歯式 | 上下左右の歯の位置や欠損状態を表す書式(フォーマット)のことです。 |
| 歯髄 | しずいと読みます。歯の中(中心部)には一般に「神経」と言われている歯髄があります。歯髄には神経線維だけではなく、血管やリンパ管などがあり、歯に栄養を送っています。 |
| 歯髄炎 | 虫歯が進行して歯髄にまで達した場合の病名で、ズキズキと拍動性の自発痛が出るものです。Pulとも言います。 |
| シスプラチン | 抗がん剤。腎臓に副作用がある。 |
| 歯石 | しせきと読みます。歯垢には多くの細菌がいますが、細菌の死骸が歯の表面に積み重なり、唾液の酵素やミネラルなどが作用して硬く石のようになって歯にこびりついたものを歯石と言います。歯石にはさらに細菌が棲み付き、歯周病を起こす原因ともなります。歯石はブラッシングでは取れません。スケーリングにより除去します。 |
| 歯槽骨 | 歯を支える顎の骨のことをいいます。 |
| 歯槽膿漏 | 歯周病の中の歯周炎の1つで、成人性歯周炎または慢性辺縁性歯周炎のことです。 |
| 支台歯 | 差し歯・ブリッジ・入れ歯の土台になる歯のことです。 |
| 失活歯 | 抜髄した後の神経(歯髄)がない歯のことです。 |
| 試適 | してきと読みます。できあがった補綴物や入れ歯などが、ぴったり合い、きちんと噛めるかどうかを見るために、口の中に仮セット(仮付け)して診査してみることです。TFとも言います。 |
| 歯肉 | 歯冠の根もとの部分を取り巻いているピンク色をした粘膜です。歯を支えている骨(歯槽骨)を保護しています。歯茎、歯齦(しぎん)とも言います。 |
| 歯肉炎 | 歯肉に起こる炎症です。赤く腫れて、出血することもあります。歯齦炎(しぎんえん)とも言います。単にGとも言います。 |
| 歯肉溝(しにくこう) | 歯と歯肉のすき間のこと。歯周病で溝が深くなったものを歯周ポケットと呼ぶ。 |
| 歯肉切除術 | 歯肉炎などの治療方法の1つで、歯肉を切除する手術のことです。 |
| 支払基金 | 保険診療を行った歯科医院が、月単位に保険診療内容をまとめて診療報酬請求(レセプト請求)する機関のことです。支払基金では、保険診療内容をチェックし、保険者に診療報酬請求します。 |
| 自費 | 自費診療、保険外診療のことです。歯科ばかりでなくすべての医療は、保険診療と自費診療に大別されます。保険が効かない診療のことを自費と言います。 【自費診療の例】 高額な金属やセラミックの人工歯・ホワイトニング・インプラント・レーザー治療・矯正治療・予防歯科などがあります。 ⇔保険。 |
| ジャケット冠 | 金属の裏打ちのないクラウン(冠)のことです。 |
| 床 | しょうと読みます。入れ歯の土台の部分のことです。入れ歯が全部か一部かによって、全部床/部分床と言ったり、入れ歯の床の材質によってレジン床/金属床(=メタルプレート)と言ったりします。 |
| 小窩(しょうか) | 歯の噛み合せ面にできる、ごく小さなくぼみのこと。 |
| シュナイダー膜 | 上顎洞と歯槽骨の間にある粘膜のことです。 |
| 上顎 | じょうがくと読みます。上あごのことです。 |
| 上顎前突 | 出っ歯のことです。上の歯が前に飛び出していて唇を閉じづらく、常時上の前歯が見えている状態のことです。矯正治療で治せます。⇔下顎前突。 |
| 上顎洞炎 | 歯性と鼻性のものがあり、パノラマレントゲンやワーターズ法や症状から鑑別する。まずは抗生物質を混ぜた食塩水で洗浄する。洞内貯留嚢胞や残留嚢胞や上顎洞癌とも鑑別を要す。 |
| 上顎洞癌 | 著しい浸潤、骨破壊や鼻出血が起きる。 |
| 笑気ガス | 吸入鎮静法のことです。笑気麻酔とも言います。30%以下の低濃度亜酸化窒素(N2O)を70%以上の酸素とともに鼻にかぶせた小さなカバーから吸引します。笑気ガスは麻酔ではありません。別途麻酔が必要となることもあります。歯科恐怖症の方などは、笑気ガスを吸引するとリラックスできます。静脈内鎮静法の方がより確実な鎮静効果を得られます。 |
| 笑気鎮静法(しょうきちんせいほう) | 笑気(低濃度の亜酸化窒素)を酸素と混合して鼻から吸入し、治療の際の緊張感や不安感をやわらげる治療機器の一つ。麻酔ではない。 |
| 小帯 | 頬や唇の内側の粘膜と歯肉との間の細いひだのような部分のことで、それぞれの部位ごとに、上唇小帯・下唇小帯・頬小帯・舌小帯と言います。 |
| 小児歯科 | 小児を対象とした歯科診療科目(標榜科目)の1つです。 |
| 上皮真珠 | 歯堤の残遺組織。自然に剥離脱落する。 |
| 静脈内鎮静法 | 緩和精神安定薬を静脈内投与することにより、鎮静状態を得る方法です。笑気ガスに比べて、鎮静効果がより確実です。 |
| 歯列 | 歯並びのことです。 |
| 歯列矯正 | 悪い歯並びを治す治療方法です。→矯正歯科。 |
| 神経 | 歯の神経は、歯髄と言います。 |
| 侵襲 | しんしゅうと読みます。何らかの痛みや影響が体にあることです。 |
| 審美歯科 | 美しさに焦点を当てた総合的な歯科医療分野のことです。歯には機能的な側面と審美的な側面があり、ともに健康に関しては重要な要素ですが、健康保険制度での治療は機能的な歯科治療に偏重しがちであり、審美歯科的な治療は自費診療になります。審美歯科には、矯正歯科(歯列矯正)・美容歯科・ホワイトニング・セラミックなど特殊材質による人工歯などがあります。 |
| 浸麻 | しんまと読みます。浸潤麻酔(局所麻酔)のことです。 |
| 診療報酬 | 保険診療において、保険者が歯科医院に支払う医療負担金のことです。保険診療では、通常患者本人負担が3割で、7割を保険者が支払います。 |
| 水平埋伏歯 | 埋伏歯のうち、完全に横向きになっているものを水平埋伏歯と言います。HETとも言います。親知らずがこの状態になっていることが多く、これを水平埋伏智歯と言います。 |
| スケーラー | スケーリングをするための歯科治療器具の名前です。 |
| スケーリング | 歯石を除去することです。歯石はブラッシングでは決して取れません。歯科医院で歯科衛生士が取ってくれます。 年に1〜2回の定期検診が必要です。歯石をそのまま放置しておくと歯周病は悪化して行きます。 |
| ストッピング | 虫歯治療の途中で、削った部分などを仮封材を使って一時的に封鎖することです。 |
| スピーチエイド | 口蓋(うわあご)の組織の欠損部をふさぎ、発音の際に鼻から息が漏れるのを防いで、言語能力を回復させるために用いる発音補助装置のこと。 |
| スピルウェイ | 細長いらせん状をした微生物。口腔スピロヘータと呼ばれるものは、歯周炎や歯周病患者の口の中によく見られる。 |
| スプリント | 顎関節治療に使われる、マウスピースのようなプラスチック装置。 |
| スペースメインテーナー | 乳歯がその役目を終えて永久歯に生え変わるまでに虫歯や何らかの損傷のために失われた場合、隣接している歯が正しい位置から移動してしまい、新しく生えるべき永久歯の場所を埋めてしまうことがあります。この移動を防止するために入れる金属の装置のことです。保隙装置(ほげきそうち)とも言います。 |
| セカンドオピニオン | かかりつけ歯科医院以外の歯科医院に、第三者としての意見を求めることです。かかりつけ歯科医院の診療方針などに疑問がある場合などに別の歯科医院を利用します。 |
| 舌 | ぜつと読みます。舌(した)・ベロのことです。口腔内にあり口腔底から突出している粘膜に覆われた筋肉性の器官で、食物の攪拌・嚥下を助け、味覚・発音を司ります。 |
| 舌炎 | 口内炎が舌に起こったものです。 |
| 切歯管のう胞(せっしかんのうほう) | 鼻と口をつなぐ管(くだ)にできるうみの袋のこと。鼻口蓋管のう胞(びこうがいかんのうほう)とも呼ばれる。 |
| 舌側 | ぜっそくと読みます。歯の舌の側のことです。⇔頬側。 |
| 舌側化咬合(ぜっそくかこうごう) | アメリカ人のドクターパウンド(1970)が提唱した、入れ歯をつくる際に基礎となるかみ合わせ理論の一つ。 |
| 舌苔 | ぜったいと読みます。舌の粘膜の上面に生じる白い苔状の付着物のことです。これは病気ではないそうです。放置しておいて大丈夫だそうです。 |
| セラミック | 陶器の歯科材料のことです。耐摩耗性・耐変色性・審美性に優れ、自然歯と見た目は変わりません。保険外(自費)診療になります。 |
| 前装冠 | 主に前歯の補綴物のことです。保険適用の白い硬質レジン前装冠や自費のセラミック前装冠などがあります。 |
| 先天性欠如 | 生まれつき歯が足りないことです。⇔過剰歯。 |
| 象牙質 | 歯の形をつくっており,歯冠部から歯根部までをなします。 |
| 象牙細管(ぞうげさいかん) | 歯の象牙質にある細い管。 |
| 叢生 | そうせいと読みます。叢生は、顎が小さく、歯が並ぶスペースがないと歯が正しい位置に並ぶことができず、歯がでこぼこに生えていることです。俗に乱杭歯ともいいます。八重歯がその一種です。 原因としては、歯が非常に大きいか、顎(あご)が小さいことなどが、考えられます。 こういう歯並びの方は、歯みがきが非常にしずらい為、虫歯や歯周病になりやすいです。 治療は通常犬歯のひとつ後ろの歯(第一小臼歯)を抜歯しスペースを確保した後矯正します。 |
| ソケットリフト | 上顎での造骨法の一種で、上顎洞の底部を押し上げインプラントを埋入するスペースを確保するために行われる術法です。 |
| 染め出し液 | 歯垢を染め出す液のことです。歯垢のある部分は赤く染め出されます。 |
| タービン | タービンエンジンのことで、歯を削る器具の名称です。 |
| 帯状疱疹 | ヘルペスゾスターウイルス(VZV)の三叉神経への感染によって三叉神経領域に水泡群ができる。顔面神経に辿りつけばラムゼイハント症候群となる(神経節で炎症を起こし顔面神経を侵す)。ラムゼイハントが進行すれば末梢性顔面神経麻痺を引き起こす。 |
| ダイレクトボンディング | 前歯の隙間を埋める時など、歯に直接ハイブリットセラミックス(またはCR)などを乗せることにより、歯の色や形を綺麗にする治療法です。 |
| タウロドント | 長胴歯のこと。歯冠部歯髄腔が伸びた胴長な形態をし、根分岐の下位がみられる。下顎 第一乳臼歯が好発部位。Klinefelter 症候群(クラインフェルター症候群)やくる病でみられる。 |
| 唾液(だ液) | 唾(つば)のことです。99.5%が水分で、歯で食べ物を噛んで飲み込みやすくするために、口腔内で分泌されます。また、口腔内の酸性度を一定に保ち、味の成分を感じとりやすくする働きもあります。だ液には抗菌作用もあります。 |
| 多形性腺腫 | 唾液腺腫瘍の中で最も多く、再発や悪性化しやすい腫瘍。 |
| 脱離 | 詰め物や差し歯などが取れてしまうことです。 |
| 単純ヘルペスウイルス | 口腔内はI型。生殖器感染はU型ヘルペスウイルス。初感染は神経組織。潜伏し、不顕性感染。疲れたときなど免疫が低下したときに発症する。 |
| 断髄法 | だんずいほうと読みます。断髄法とは、乳歯の虫歯が神経まで達した時に行う治療方法で、感染した歯髄部分のみ除去して、健康な歯髄を残す治療法です。 |
| 知覚過敏 | 虫歯でもないのに、熱い・冷たい飲み物で歯がしみたり、歯を磨く時に歯ブラシが当たって痛いなどの症状のことです。知覚過敏の根本的な原因の多くは歯周病です。 |
| 智歯 | 親知らず(親不知)のことです。=知歯。 |
| 智歯周囲炎(ちしゅういえん) | 半分埋まったままの親知らずと歯ぐきとの間に、食べかすがつまったりするなどして細菌の増殖が起こり、歯ぐきに炎症をおこすこと。親知らずを抜かない限り再発を繰り返す。 |
| 手足口病(てあしくちびょう) | 手や足、口の中に発疹や水泡ができる、子どもによく見られる病気。1週間から10日程度で自然に治る。 |
| ティッシュコンディショニング(Tコン) | 合わない入れ歯などが原因で、歯ぐきの粘膜が圧迫され傷んでいるような場合、入れ歯が歯ぐきと密着する部分に、弾力・粘着力のあるやわらかい調整材などを使用して、歯ぐきの粘膜の回復をはかる処置のこと。 |
| 挺出 | 隣の歯がない、噛み合う歯がない、などによって、歯が本来の位置から突出したり移動したりすることです。 |
| テック | 仮歯(かりば)のことです。テックとは、テンポラリークラウンを縮めて言った言葉です。 |
| 出っ歯 | でっぱと読みます。上の歯が前に出ている噛み合わせのことをいいます。でっぱというのは世俗な用語ですが、医学的には上顎前突や上顎前歯の唇側傾斜のことです。 |
| テトラサイクリン歯 | 歯が形成される時期にテトラサイクリン系の抗生物質の服用によりできる歯の着色(黄色)のことです。ホワイトニングやラミネートベニアなどで治します。 |
| デンタル | 2〜3本の少ない歯を撮影をするレントゲンのことです。デンタル(dental)とは「歯の」という意味ですが、歯科医院では、デンタルX線を略して単にデンタルとも言います。 |
| デンタルショック | 疼痛性ショック。三叉−迷走神経反射によって起こる。血圧や心拍数が下がる。 |
| デンタルIQ | アメリカのDr.パンキーが提唱した言葉です。歯科的健康観の高い人・歯科医学の恩恵に感謝と尊敬の気持ちの高い人を、デンタルIQの高い人と呼びます。 |
| デンチャー | 義歯のことです。いわゆる入れ歯です。 |
| 電動歯ブラシ | 電動で動く歯ブラシのことです。 |
| テンポラリークラウン | 仮歯のことです。=テック。 |
| 動揺 | 歯がぐらぐらと動くことです。 |
| ドライソケット | 抜歯時に出血が極端に少なく、血餅(けっぺい)ができずに骨面が露出したままになって炎症を起こした状態のことです。抜歯後2〜3日後に症状が現れ、激しい痛みを伴います。 |
| ドライマウス | 口腔乾燥症とも言われます。軽度では主に口の中のネバネバ感、虫歯、歯垢の増加、口臭も現れます。重度になり唾液分泌量が低下し口腔内の乾きが進行すると、強い口臭、舌表面がひび割れ、割れた舌の痛みいわゆる舌痛症で摂食障害、会話しづらいなどの発音障害も現れます。場合によっては不眠を起こすこともあります。主にシェーグレン症候群やMikliz症候群でみられます。 |
| ナート | 縫合のことです。傷口を縫うことです。 |
| ナイトガード | 歯軋りによる歯や顎関節への負担を防ぐために、睡眠中に口の中にはめるマウスピースのような装置のことです。 |
| 二次齲蝕 | 二次カリエスと同義。治療において窩洞の形成が不十分であったり、修復物の変形や破折により発生した、歯質と修復物の間の間隙のために修復物の周囲で発生する齲蝕のこと。 詰め物や冠などで治療した箇所が、再度虫歯になること。 病原細菌の取り残しにより発生する再発齲蝕とは定義が異なる。 |
| 乳歯 | 子供の時に生える歯です。生後6ヶ月頃から生え始め、10歳前後に永久歯と抜け替わります。通常20本あり、脱落歯とも言います。 |
| 乳酸桿菌 | 虫歯の原因菌の1つです。ラクトバチラスとも言います。 |
| 捻転歯 | ねじれて生えている歯のことです。ROTとも言います。 |
| 嚢胞 | のうほうと読みます。膿の袋のことで、歯根部にできたものを歯根嚢胞と言います。 |
| 膿瘍 | のうようと読みます。歯科病名の1つです。虫歯が進行して虫歯菌が歯髄まで達し、その虫歯菌が原因で歯髄が死んでしまうと、その後にそこに膿が溜まり、歯に空洞ができます。これが膿瘍とよばれる歯根の先にできる病気です。根尖切除術などによって治療します。 |
| バイオセラミックス | 100%セラミックスで、自然歯に最も近い性質を持ちます。 |
| バイオフィルム | 複数のミュータンス菌などの細菌が集まって形成される細菌膜のことです。一般用語としてのバイオフィルムは配水管などに生じるぬるぬるした汚物のことです。 |
| 歯医者 | 歯の治療をする医者(歯科医師)のことと、歯科医院・歯科診療所・病院(医療機関または建物)のこと、両方を指します。 |
| バイト | 噛み合わせのことです。英語のbiteから。また、噛み合わせの状態を記録することを「バイトを取る」と言います。 |
| ハイドロキシアパタイト | リン酸カルシウム(リン灰石)でできた歯や骨を構成する成分のことで、エナメル質(歯の表面の部分)は97%、象牙質(エナメル質の下の組織)の70%がハイドロキシアパタイトでできています。 |
| ハイブリッドセラミックス | セラミックスと硬質レジンの中間に位置するものです。 |
| 歯軋り | はぎしりと読みます。寝ている最中に歯を強くこすり合わせて音を出すことです。歯軋りは歯の病気です。歯の摩耗や破折、顎関節症を引き起こすこともあります。 |
| バキューム | 歯科治療中に口腔内に溜まった唾液や歯・金属の削りカスを吸引する治療機器のことです。通常、ユニットに付いています。 |
| 歯ぐき | =歯肉(しにく)。 |
| 歯茎 | =歯肉(しにく)。 |
| 破折線 | 外傷などによって割れた・折れた歯にできている線のことです。 |
| 抜糸 | 一般には「ばっし」と読みますが、歯科では抜歯と同音異義語であるため、「ばついと」と読みます。縫合した手術用の糸を抜くことです。 |
| 抜歯 | 歯を抜くこと。エキストともいう。処置としては外科手術に入り、妊娠中期(5〜7ヶ月)、心筋梗塞後6ヶ月経過後、トロンボテスト30〜50%以上の場合に適応となる。 |
| 抜歯禁忌 | 抜歯が禁じられている、つまり抜歯してはいけないケースのこと。妊娠前期や後期、心筋梗塞後5ヶ月以内、HbA1c(糖尿病の指標)8%以上、腎不全の透析後(血栓予防でへパリンを投与されているため)、トロンボテスト10%(脳血栓予防でワルファリンが投与されている)、急性炎症時、悪性腫瘍の放射線治療1週間以内 このような患者さんは事前にドクターにその旨伝えて下さい。 |
| 抜髄 | ばつずいと読みます。歯の神経である歯髄を取り去ることです。 |
| バットジョイント | 2種の物体が毛抜き合わせのように面と面 で接する状態のこと。 |
| 歯の名称 | 永久歯は前から、切歯・側切歯・犬歯・第一小臼歯・第二小臼歯・第一大臼歯・第二大臼歯・第三大臼歯(親知らず)の8本、これが、上下左右にあるので、全部で8×4=32本の歯があります。 |
| 歯ブラシ | 歯を磨くためのブラシのことです。 |
| 歯磨き粉 | 歯を磨く時に歯ブラシに付けるゲル状のものです。歯磨き剤とも言います。 |
| バランシングランプ | 入れ歯を作る際、きちんとした噛み合せバランスを取るために、下アゴの一番奥にある臼歯の後ろに設定される平均斜面(傾斜)のこと。 |
| 斑状歯 | まだら模様になった歯のことです。長期間にわたりフッ素を過剰摂取した際、歯の表面にまだら模様のシミが現れることがあります。 |
| 反対咬合 | 上の前歯が内側に、下の前歯が外側になって咬み合っている状態のことです。下顎が前に突き出たようになっています。 |
| パントモ | 固定された顔の周りを装置が回転しながら撮影していくX線(レントゲン)機器で撮影された写真のことです。1枚ですべての歯を撮影することができます。 |
| 皮下気腫 | ひかきしゅと読みます。主に外傷が原因で歯肉の皮下組織内に空気が入り、柔らかく弾性のある腫瘤(しゅりゅう)ができた状態のことです。歯内療法治療時にエアーを吹きかけることでも起こります。 |
| 美容歯科 | 審美歯科の中でも特に美しさを追求した歯科分野のことです。健康な歯を削ってセラミックを入れたり、ラミネートベニアを貼り付けるような治療の他、ホワイトニング、レーザーなどの治療もあります。 |
| 標榜科目 | 医療法第70条により、標榜できる歯科診療科名は、歯科・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科の4つに限られています。個別に厚生労働大臣の許可を受けた場合のみ、麻酔科を標榜することができます。 |
| ファイバーコア | かぶせ物の土台に使う材質の一種で、グラスファイバーを束ねてそこに高強度のレジンを混ぜたものです。従来のメタルコア(金属の土台)に比べて、弾性に優れ、歯のたわみに応じるため、歯の持ちがいいと言われています。保険適用外です。 |
| ファイル | 神経の治療を行う針のような機具です。=リーマー。 |
| ファセット | 上の歯と下の歯との噛み合わせによって生じる摩耗(まもう)面のことです。咬合小面とも言います。 |
| フィステル | =ろう孔。進行した虫歯や歯周病などによって歯周組織に溜まった膿が、外に流れ出る穴のことです。 |
| フェストゥーン | 歯ぐきのふちが、ロール状に浮き出たようになる、歯ぐきの形態異常のこと。 |
| 複雑窩洞(ふくざつかどう) | 治療で虫歯を取り除くために削った穴が歯の複数面にあること。 |
| 不正咬合 | 咬み合わせが悪いことを言います。不正咬合を治す方法として、矯正治療・咬合調整などがあります。 |
| フッ素 | エナメル質を強くして虫歯になりにくい歯を作る成分です。→サホライド。 |
| プラーク | 歯垢のことです。 |
| プラークコントロール | プラーク(歯垢)を除去することで、虫歯や歯周病の予防することを言います。 |
| Frey症候群 | 手術で耳下腺神経叢を傷つけたときに起こる。耳下腺に分布している唾液の分泌神経が周囲の皮下の汗腺(汗を出す分泌腺)と連絡していまい、ものを食べたときに同部位に熱感、発汗、発赤などの症状が起きる。耳下腺腫瘍の術後に起きることがある。 |
| ブラキシズム | 広義の歯軋りのことで、非機能性咬合習癖の一種です。その種類によって、グラインディング・クレンチング・タッピングなどに分類されます。 |
| ブラケット | 矯正治療に使う、歯とワイヤーを固定する装置のことです。 |
| フラップオペレーション | 歯肉弁剥離掻爬術のことです。歯周病の治療のために歯肉を切除または切開して、掻爬する手術です。 |
| プラズマライト | 歯の色を白くするホワイトニングに使われる強力な光線のこと。歯に塗った漂白剤の作用を促進させる。 |
| フランクフルト下顎下縁平面角 | 矯正のセファロ分析における骨格の垂直的位置関係を判断する指標。 |
| ブリーチング | ホワイトニングのことです。 |
| ブリッジ | 抜けた歯の位置に、隣(または隣の隣)の歯を支柱として利用して作る固定性の人造歯です。橋を架けるような形で作ることからブリッジと呼ばれます。架工義歯、橋義歯とも言います。英語のbridgeから。 |
| プレシャスメタル | 金の含有量が75%(18カラット)以上の、高純度の金が含まれた歯科用金属。保険適用はなし。 |
| プロービング | 歯周ポケットの深さを測ることです。 |
| プロ−ビングデプス | 歯周ポケ ット(歯と歯ぐきのすき間)の深さのこと。 |
| プローブ | 歯周ポケットの深さを測る探針のことです。 |
| フロッシング | フロスで、歯と歯肉の間を掃除することを言います。 |
| フロス | 歯間の歯垢を除去するための糸ようじのことです。 |
| プロビジョナル | 治療の際、詰め物やかぶせ物が入るまでの間使用する、仮の歯や仮の入れ歯のこと。 |
| ペリオ | 歯周病のことです。 |
| ペリコ | 智歯周囲炎のことです。 |
| ポーセレン | 補綴物に使われる歯科材料の1つで、 |